はじめに
「20歳で家を建てた」と話すと、驚かれることが多いです。
実際、私も当時そんな展開になるとは思っていませんでした。
高卒で就職し、社会人2年目。
仕事にもまだ慣れ始めたばかりの頃、家族の事情から住宅を建てることになり、私名義で住宅ローンを組むことに。
この記事では、私が若くして家を建てた理由や、ローンの現実、感じたことを正直にお伝えします。
家を建てることになったきっかけ
きっかけは、家族で住んでいた家の老朽化や生活上の問題でした。
「このままでは厳しいから、家を建てようか」という話になり、まず親名義でローンを組もうとしました。
しかし、親の年齢や収入面でローン審査が通らないことがわかり、最終的に私が住宅ローンを組むことに。
私はまだ20歳で、社会人2年目。
正直、知識も経験もない中での決断でしたが、「家族のためだから」という想いで動き出しました。
どうやって住宅ローンを組んだのか?
若くしてローンを組むには、かなりのハードルがありました。
- 勤続年数が1年ちょっと
- 高卒でまだ収入も少ない
- 年齢が若く信用実績が浅い
でも、親や不動産会社、住宅メーカーの協力を受けながら、必要な書類を揃えて審査に臨みました。
そしてなんとか審査を通過し、30年ローンで住宅を建てることが決まりました。
物件の選定、設計、契約などもすべてが初めてで、覚えることも多く、プレッシャーもありました。
20歳で家を建ててよかったこと
① 若いうちから資産形成が始まった
周囲よりも早く“持ち家”を持てたことで、家賃を払い続けるよりも効率よく資産を持つことができています。
② 家族の安心を支えられた
高齢の親と安心して暮らせる環境をつくれたことは、今でも大きな意味があります。
③ 住み慣れた地元に根を張れた
若いうちに安定した生活基盤を築けたことで、仕事や生活にも集中しやすくなりました。
逆に、大変だったこと・後悔したこと
① 自由な生活が制限された
一人暮らしの経験がないまま持ち家となったため、自由な生活や身軽な選択は難しくなりました。
② お金のプレッシャー
20代の収入で毎月のローン返済をしていくのは大変でした。
趣味や遊び、旅行などにかける余裕が少なく、節約生活が続きました。
③ 人生設計が“家ありき”になった
転職や引越し、結婚や将来設計を考えるとき、「家をどうするか」が常に付きまといます。
それでも後悔していない理由
確かに大変な決断でしたが、家族と一緒に安心して暮らせる家を持てたことは、今でも自分の誇りです。
若いうちに責任を背負う経験をしたからこそ、
- お金の価値
- 家を持つ重み
- 人とのつながり
など、多くの学びがありました。
まとめ:若くして家を建てるという選択
「本当に今、家を建てるべきか?」と迷っている方へ。
若くして家を建てるというのは、確かに勇気のいる決断です。
でも、私のように“家族のため”に行動する選択もあるということを知っていただけたら嬉しいです。
このブログでは、私のような「親と同居の持ち家シングル」だからこそ感じるリアルな暮らしや、お金の話を発信していきます。
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