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家を買ったら終わりじゃない!固定資産税・修繕・火災保険…持ち家の維持費はいくらかかる?

目次

はじめに

住宅ローンを組んで家を買うと、
「これで一安心!」と思いがちですが、
実はそこからが“本当の維持費との戦い”の始まりです。

私は高卒で就職し、20歳で家を建てることになり、
社会人2年目で30年ローンを組みました。現在は築24年目になります。

今回は、私の戸建て住宅を例に、
リアルな「持ち家の維持費」について詳しく紹介します。


① 固定資産税

私の住んでいる地域の戸建ての場合、固定資産税の目安は
建物・土地込みで年間6〜9万円前後です。

私の家では、毎年およそ7万円ほど請求が来ます。
これが毎年、5月月~4期にわけて支払う形で届くため、
前もって年初から積み立てておくと安心です。


② 火災保険・地震保険

住宅ローンを組む際に加入する火災保険は、更新時期にも注意が必要です。

私の場合は、

  • 火災保険:10年契約 約15万円
  • 地震保険:5年契約 約3万5千円(任意)

契約時は一括で支払いましたが、10年後・5年後にまとめて更新があるため、忘れず積立中です。


③ 修繕・メンテナンス費

家は築10年を超えると、確実にメンテナンス費用が発生してきます。
私が築24年目までに経験した実例を紹介します。

  • 給湯器交換:約20万円
  • 雨樋修理:約5万円
  • 浴室換気扇交換:約3万円
  • 外壁塗装工事:180万円(築24年目に実施)

外壁塗装は業者数社から見積もりを取り、
地元の塗装業者に依頼。足場・屋根塗装込みで180万円でした。

想像以上に高額で驚きましたが、
外壁や屋根の劣化は放っておくと雨漏りなど深刻な問題につながるため、
「いずれ必ず必要になる費用」と考えた方がいいです。


④ 家電・設備の買い替え

家そのもの以外に、家電の買い替えも出費の一部です。
私の家では以下のようなものが故障・買い替えになりました。

  • エアコン:1台約10万円 × 複数台
  • 洗濯機・冷蔵庫:各10万円前後
  • 照明器具交換:1万〜2万円×数カ所

築20年を過ぎると、家も家電も“寿命の波”がやってきます。


年間維持費のざっくり目安(私の実例)

私のケース(戸建て・築24年目)で
平均的な年間維持費をざっくり出すと、

  • 固定資産税:約7万円
  • 火災・地震保険:年あたり 約2万円(換算)
  • 修繕・積立:年平均 約10〜15万円(外壁工事含めてなら年平均20万以上)
  • 家電・雑費:年平均 約5万円

👉 合計:年間25〜30万円前後が現実的なライン

外壁などの大型工事の年は、100万円単位で一気に出ていくので注意が必要です。


まとめ:持ち家は「ローン+維持費」のトータルで考える

家を建てるというのは人生の大きな選択ですが、
持ち家は「買ったら終わり」ではなく、維持していく責任とコストが伴います。

ローン返済中の方、これから家を建てようとしている方も、
ぜひ「固定資産税」「保険」「修繕費」などを含めて、
毎月1万〜2万円の積立を続ける習慣をおすすめします。


次回は「住宅購入時にやっておけばよかった3つのこと」をテーマに、
これから家を持つ人向けの失敗談とリアルなアドバイスをお届けします。

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この記事を書いた人

「40代からの暮らしの整え帖」へようこそ。
40代・独身、親と同居しながら築24年の持ち家で暮らしています。20代で家を建て、気づけばローンと家の老朽化、そして親の老いと向き合う日々。
このブログでは、そんな私の暮らしの中で感じたこと、住まいの悩み、ちょっとした工夫やリフォームの実体験を発信しています。

同じような境遇の方が「自分だけじゃない」と感じられるような、リアルな暮らしのヒントをお届けできたら嬉しいです。

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