「築20年を過ぎると家のあちこちが壊れ始めるって本当?」
「30年経ったら建て替えレベルになるの?」
そんな不安を抱えている方も多いと思います。実際に私自身も築24年の持ち家に住んでおり、トイレや給湯器、外壁塗装などでまとまった修繕費がかかりました。
本記事では、築20年・30年で必要になるリフォーム費用を部位別にまとめ、実体験とあわせて解説します。
さらに「リフォーム費用を抑えるコツ」や「見積もりサービスの活用方法」も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
築20年・30年の戸建てはどんな状態になる?
戸建て住宅は、建材や設備の寿命に応じて、修繕やリフォームが必要になります。特に築20年を過ぎると給湯器や屋根といった設備や建材の劣化が見立ち始めるため、大規模なリフォームのタイミングとされています。
実際に私の家でも、築20年を過ぎたあたりから修繕が立て続けに発生しました。
築年数ごとの主なリフォーム時期
- 築10年:水回り・外壁の点検時期。小さなひび割れや汚れのメンテナンスが中心。
- 築15〜20年:給湯器・トイレ・換気扇・屋根の劣化が目立つ時期。設備の交換を検討する。
- 築20〜30年:大規模なリフォームのタイミング(外壁全面・屋根葺き替え・水回り総入れ替え等が一般的です)
部位別リフォーム費用の相場と体験談
ここからは「水回り・外壁・屋根・内装・その他設備」に分けて、費用相場と体験談を紹介します。
1. トイレの交換費用
- 相場:15万〜30万円
- 実体験:1階・2階のトイレをそれぞれ約18万円で修繕
トイレは20年近く使うと内部のパッキンや部品劣化し、水漏れなどのトラブルが起こりやすくなります。便器そのものの寿命は長いですが、ウォシュレットなどの機能は10年ほどで交換が必要になることが多いです。
2. 給湯器の交換費用
- 相場:20万〜50万円(エコキュートは60万以上)
- 実体験:給湯器が冬に突然壊れ、急ぎで交換 → 約35万円
給湯器の寿命は一般的に10〜15年程度です。急に故障すると、お風呂屋シャワーがつかえなくなり不便です。保証期間が切れていないか、定期的に確認することをお勧めします。
3. 外壁塗装
- 相場:80万〜150万円
- 実体験:築24年で外壁塗装を実施 → 180万円
外壁塗装は家の美観だけではなく、雨水や紫外線から建物を守る重要な役割があります。外壁のひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、建物の内部に水が浸入し、大規模な修繕が必要になるこもあります。我が家では劣化が進んでいたため、相場より高くつきました。
👉 外壁塗装は複数業者で相見積もりを取るのが必須です。
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4. 屋根リフォーム
- 塗装:60万〜100万円
- 葺き替え:150万〜300万円
屋根は見えない部分なので放置しがちですが、雨漏りは家全体を傷める原因になります。築年数が経つにつれて、屋根材のズレやコケの発生が雨漏りのサインです。
👉屋根や外壁は自分で状態を確認するのが難しいですよね。専門業者に無料点検を依頼することで、早めの対策が可能です。

5. キッチン・浴室
- キッチン交換:80万〜200万円
- 浴室リフォーム:100万〜250万円
築30年が近づくと、水回り全体の入れ替えを検討する人が多いです。最新のシステムキッチンやユニットバスに交換することで、使い勝手や断熱性が大幅に向上します。
6. 内装(床・壁紙)
- 床張り替え:10万〜30万円
- 壁紙交換:5万〜15万円
生活の快適さを左右する部分です。築年数が経つと黄ばみや傷みが目立ちます。特に、リビングの床や壁紙は毎日使う場所なので、家族が快適に過ごせるようにメンテナンスを検討しましょう。
実際にかかった修繕費の合計
- トイレ:18万円 × 2台
- 給湯器:35万円
- 外壁塗装:180万円
- 換気扇:5万円
合計:約256万円
「まだ築24年なのにこんなにかかるのか…」と正直驚きました。計画的に資金を準備しておけば、慌てずにすみます。
【PR】リフォーム費用を抑えるコツ
- 相見積もりを取る
同じ工事内容でも、業者によって数十万円の差が出ることがあります。複数の業者から見積を取ることで適正価格を把握し、信頼できる業者を見つけられます。
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台風・地震・水漏れなどは火災保険や地震保険でカバーできるケースがあります。また、省エネリフォームなどは国や自治体の補助金制度を利用できる場合があります。
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まとまった出費が難しい場合は、リフォームローンを検討するのも一つの方法です。金利や返済計画をしっかり立てることで、家計への負担が抑えられます。
築20年・30年の家に住み続けるか?それとも売却か?
リフォーム費用が膨らむと「賃貸の方がいいのでは?」と思う人もいるでしょう。
次の記事では、「持ち家 vs 賃貸」どっちがお得か? を徹底比較して解説します。
まとめ
- 築20年を過ぎると水回り・外壁・給湯器などの修繕が必要になります。
- 部位別の相場を知ることで、計画的にリフォーム資金を準備できます。
- 相見積もり・保険の見直し・補助金を活用すれば費用は大きく抑えられます。
大切なマイホームを長く快適に維持するためには、正しい知識と情報収集が欠かせません。
ぜひ本記事を参考に、ご自身の住まいのメンテナンス計画を立ててみてください。
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