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はじめに
私は20歳のときに、親との同居を前提に家を建てました。
ローン名義は私。支払い期間はなんと30年。
高卒・社会人2年目で、ほとんど知識もないまま住宅ローンの契約を結びました。
この記事では、そんな私が実際に体験してきたローン返済のリアルな状況や、
支払いを続けるためにやってきたこと・心がけていることを正直にお話しします。
ローン返済の基本情報
- 借入時年齢:20歳
- 借入期間:30年
- ローンタイプ:固定金利型(借入当時)
- 毎月の返済額:6万円台(具体額は伏せますが、無理のない範囲で設定)
金額だけを見れば、都内マンションよりはずっと低く済みました。
でも、20代の収入でローン+生活費をまかなうのは正直きつい場面も多かったです。
返済初期(20代前半)の苦労
- 給料の大半がローンと生活費で消える
- 同年代の友人のように遊びや旅行に行けない
- 転職や上京といった「自由な選択」が制限される
- ボーナス払いを設定しなかったのが救い
「若いうちにローンを組んでおけば老後が楽」というのは確かにありますが、
当時はとにかく「目の前の支払い」を続けるのに必死でした。
無理なく返し続けるために工夫していること
① 固定費をとにかく抑える
スマホは格安SIM、保険は見直し済み。
サブスクも最低限。無駄な支出はカットして生活の基礎を整えました。
② 副収入を作る
40代になった今は、ブログや在宅ワークなどで本業+副収入を目指しています。
「収入を増やす」という選択肢は、年齢を重ねた今のほうが取り組みやすいです。
③ 先取り貯金と支払い口座の完全分離
給与が入ったら、まずローン返済分+生活費を分ける。
手元にあるお金=使っていいお金ではないと自分に言い聞かせています。
④ 親との生活費分担で無理をしない
同居している親には光熱費や食費を一部負担してもらっています。
すべてを自分ひとりで抱え込まない工夫も必要です。
ローン返済と将来のライフプラン
ローン完済は50歳の予定。
「完済したらどうするか」はまだ決まっていませんが、
- 自分の老後資金の準備
- 家の維持費・修繕
- 将来的なリフォーム
など、40代の今からしっかり備えていくつもりです。
まとめ:無理なく続ける工夫が大事
20歳で家を建て、30年ローンを背負った私の暮らしは、
決して派手ではありません。
でも、「身の丈に合った暮らし」と「無理のない返済」を意識してきたからこそ、
今も安心して暮らせています。
これから家を建てる方、ローンを組もうか迷っている方にとって、
少しでも現実的なヒントになれば嬉しいです。
次回は「住宅の維持費っていくらかかる?固定資産税・修繕・火災保険のリアル」について書く予定です。
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