はじめに
40代・独身、親と同居。
もしかしたら「少し珍しい?」と思われるかもしれませんが、実は意外と多いライフスタイルです。
私自身は、一度も一人暮らしをしたことがありません。
20歳のとき、家庭の事情で家を建てる必要があり、私名義で住宅ローンを組むことになりました。
当時、親の年齢や収入ではローンの審査が通らず、代わりに私が契約することになったのです。
それ以来、私は家のローンを支払いながら、両親と共に暮らしています。
この記事では、そんな私の暮らしをベースに、
「親と同居する理由」「実際に感じているメリット・葛藤」
などを、リアルな言葉でお伝えしていきます。
親と同居することになった理由
私が親と同居しているのは、実家に戻ったからでも、親を引き取ったからでもありません。
20歳のときに、家族のために家を建て、その家のローンを私が背負うことになったからです。
言い換えれば、
「自分の家に、親と一緒に暮らしている」
というスタイルです。
若い頃は深く考えずに受け入れましたが、年齢を重ねる中で
・家の維持管理
・将来の介護や相続
・自分自身の老後
といったテーマに直面するようになり、この暮らしの意味をより深く考えるようになりました。
親と同居するメリット
① 経済的に助け合える
生活費を分担できることで、ローンや光熱費の負担が軽減されました。
親も年金生活になってきているので、家族単位で助け合って生活しています。
② いざというときに安心
親の体調が悪くなったときや、ちょっとした不調のときも、すぐに対応できます。
逆に、自分が体調を崩したときにも家に誰かがいるという安心感は大きいです。
③ 家事や用事の分担ができる
食事づくり、掃除、ゴミ出しなど、家事を分担することで心にも時間にも余裕が生まれます。
同居して感じる葛藤やしんどさ
① プライベートな距離感がむずかしい
世代や価値観の違いもあり、思わぬことで言い合いになることも。
どこまで共有して、どこまで距離を取るかは、いまだに悩むところです。
② 自分の時間を確保しにくい
誰かと同じ家にいるというだけで、無意識に気を使ってしまうことがあります。
「一人の時間がもう少し欲しい」と思うことも正直あります。
③ 将来への不安
介護が必要になったらどうしよう?
相続のことはどうする?
自分の老後は…?など、考え始めると不安は尽きません。
わたしなりの暮らしの工夫
- 部屋はなるべくプライベートな空間として区切る
- お金や家の管理のことは、定期的に話し合うようにする
- 時々は自分ひとりで過ごせる時間や空間(外出・カフェなど)を作る
完璧にできているわけではありませんが、少しの工夫で生活のストレスは減らせます。
同じような方へ
40代・独身・親と同居。
このライフスタイルは、まだまだ情報も少なく、悩みを共有しにくい側面があります。
でも私は、この生活を「自分らしい形」として、今後も少しずつ整えていきたいと思っています。
このブログでは、そんな視点から
・持ち家管理のこと
・家計や固定費の見直し
・親との暮らしや介護の備え
など、リアルな体験を発信していきます。
「なんとなく不安だけど、どうしたらいいか分からない」
そんな方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
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